出力ポートの状態を設定するには |
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端末は汎用出力ポートを2つ搭載しており、ポートの状態を本コマンドにより設定することができます。
出力ポート設定については、I/Oポートリンク状態設定がONになっている時はポートリンクが優先するため無効となります。
コマンド:
KXD01=M,X,Y<CR><LF>
M: |
出力ポート番号(0〜2)
M |
内容 |
フォーマット |
0 |
出力ポート0 |
0,X |
1 |
出力ポート1 |
1,X |
2 |
両方 |
2,X,Y |
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X/Y: |
出力ポート状態(0〜1)
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例:出力ポート0をLOWに設定する場合
→KXD01=0,0<CR><LF> |
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ポート状態を確認するには |
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コマンド:
KXD01<CR><LF>
例:KXD01=1,1,0,0が表示された場合
→入力ポート0=HI、入力ポート1=HI、出力ポート0=LOW、出力ポート1=LOW
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アナログポートの情報を表示するには |
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コマンド:
KXD02<CR><LF>
コマンドに対する応答:
KXD02=AD1,AD2,D,D,D,D,D<CR><LF>
AD1/AD2: |
8ビット解像度アナログポート値(0〜255) |
D: |
ダミーデータ |
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I/Oポートリンクの状態を設定するには |
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端末の入力ポート情報を汎用出力ポートにどのようにリンクさせるかを設定することが可能です。本設定により端末単独で外部機器の簡易的な制御ができます。
コマンド:
KXP01=C<CR><LF>
C: |
リンク状態(0〜2)
C |
内容 |
0 |
OFF(リンクなし) |
1 |
正転
( |
入力ポート0 |
→出力ポート0、 |
入力ポート1 |
→出力ポート1) |
入力ポートがHIからLOWへ変化すると、対応する出力ポートもHIからLOWへ変化する。 |
2 |
反転
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( |
入力ポート0 |
→出力ポート0、 |
入力ポート1 |
→出力ポート1) |
入力ポートがHIからLOWへ変化すると、対応する出力ポートはLOWからHIへと変化する。 |
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KX-G7100シリーズ メッセージキュー制御コマンド
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上りメッセージキューを消去するには |
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コマンド:
KXIB<CR><LF>
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下りメッセージキューを消去するには |
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コマンド:
KXOB<CR><LF>
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GCCへの送信履歴を消去するには |
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コマンド:
KXCB<CR><LF>
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KX-G7100シリーズ 診断コマンド
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端末診断テストをするには |
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コマンド:
KXCHK<CR><LF>
コマンドに対する応答
EEPROM: |
OK/NG<CR><LF> |
…… |
EEPROM読み書きテスト |
RAM: |
OK/NG<CR><LF> |
…… |
バックアップワークRAM読み書きテスト |
LOOP: |
OK/NG<CR><LF> |
…… |
ローカルループバックテスト |
ASIC: |
OK/NG<CR><LF> |
…… |
ASIC読み書きテスト |
RTC: |
OK/NG<CR><LF> |
…… |
RTCテスト |
SYNTHE: |
OK/NG<CR><LF> |
…… |
シンセサイザーロックチェック |
ROM Ver: |
X2C1n-xxx<CR><LF> |
…… |
ROMバージョン(n)
X2C1F-xxxはFバージョンを表わす |
USER APPL: |
ssss(NON ACTIVE) |
…… |
チェックサム(ユーザーアプリ状態表示) |
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端末のステータスを確認するには |
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衛星受信状況、上り/下りキュー数、取得している衛星軌道情報などを表示します。
コマンド:
KXST<CR><LF> コマンドに対する応答
GCC ID: |
リンクしているGCC番号、最小プライオリティ、サブバンドID |
SAT NO: |
補足中の衛星番号(000は非補足) |
IB/OB QUE: |
インバウンドメッセージ/アウトバウンドメッセージの数 |
DATE: |
システム時刻(UTC表示) |
TOTAL SAT: |
衛星総数 |
STORED SAT: |
端末が獲得している衛星の軌道要素数 |
CKSUM ERR: |
通信時のチェックサムエラーレート(前回コマンドからの積算値) |
POS STATE: |
測位起動状態(0=測位中でない、1=測位中) |
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衛星受信状況を確認するには |
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衛星信号の受信状況をリアルタイムに表示することができます。
コマンド:
<CTRL>+GET (CTRLキーを押しながらGET) コマンドに対する応答
衛星から定期的に受信する以下のパケットの内容を表示する
SYNC SEG:
同期セグメント |
[衛星番号/一秒間のパケットエラー数/ドップラー周波数/受信レベル/時刻] |
NCC INFO:
GCCインフォメーション |
[GCC ID,最小プライオリティ,サブバンドID/ドップラー周波数/受信レベル/時刻] |
DL CHAN:
ダウンリンクチャンネル情報 |
[使用チャンネル/衛星のチャンネルリスト/…/ドップラー周波数/受信レベル/時刻] |
UL CHAN:
アップリンクチャンネル情報 |
[バーストIDリトライ回数/アクイジョンウィンドウ数/アップリンクチャンネル,サブバンドID,セグメント番号,ドップラー周波数/受信レベル/時刻] |
注1: |
受信状況を調査するには毎秒定期的に送信されるSYNC SEGの受信レベルに着目すればよい。受信レベルは相対値で評価し、数字が大きいほどレベルが高い。 |
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受信レベルを表示するには |
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指定チャンネルの受信レベルを表示します。周囲ノイズれベルの概略把握にも使用できます。
コマンド:
KXT06=1,CHNO,0<CR><LF>
出力終了はESCキーを押してください
注1: |
受信周波数(MHz)は137+0.0025*CHNOで求められる |
注2: |
出力値の単位はありません。数値が大きいほど受信レベル(ノイズ)が大きいことになる |
注3: |
ノイズ測定時はCHNO=350とする。出力値が80より大きい場合は衛星受信に支障がある周囲ノイズがあるため、発生源を調査しアンテナを発生源から遠ざけるなどの対策を取る必要がある。 |
注4: |
KXT06=0を入力すると、チャンネル50、150、250、350の順に1秒毎の測定値をタイムスタンプ付きで表示する(バージョン4.1のみ) |
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