端末-DTE間の通信モードを設定するには |
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コマンド:
KXS31=M<CR><LF> M: 通信モード(0〜1)
出荷時設定=0(プロトコルモード)
注1:次の設定は無効 KXS43のD=7とKXS31=0
注2:バイトモードに変更したらKXS33(バイトモードタイムアウト)とKXS34(バイトモード長)を設定すること
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バイトモード時の送信トリガを設定するには |
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バイトモード設定時に送信トリガを設定することが可能です。
バイトモードとはDTE-端末間の通信において専用フォーマットを用いないモードであり、DTE側に特別のソフトを必要としない通信方法です。
本モードにおいて、端末から衛星への送信はDTEからのデータを受信し始めてから指定した送信起動時間経過後に行われます。送信するデータ長は起動時間毎に指定情報長までとなります。
コマンド:
KXS32=T<CR><LF> T:送信トリガ(0〜1)
T |
内容 |
0 |
バイトモードタイムアウトの条件が整ったら送信 |
1 |
bmode_rx_somとbmode_rx_eomキャラクタを検出したら送信 |
出荷時設定=0(バイトモードタイムアウトの条件が整ったら送信)
注1:本設定が変更されたらKXS33(バイトモードタイムアウト)とKXS34(バイトモード長)を設定すること
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バイトモードのタイムアウトを設定するには |
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端末がDTEからのデータを受信し始めてからタイマーをスタートし、このタイマが超過した時点でそれまでに受信したデータを衛星に送信します。
コマンド:
KXS33=T<CR><LF> T: タイムアウト値(秒…1〜604800)
出荷時設定=1(1秒)
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バイトモード長を設定するには |
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バイトモードタイムアウト内において、この情報長のデータを端末は受け付け、送信はタイムアウト時点で行います。従って送信起動するまでに指定情報長以上のデータがDTEから送られても超過分は送信されず破棄されます。
コマンド:
KXS34=L<CR><LF> L: バイトモード長(1〜lb_q_size)
出荷時設定=6(6バイト)
注1:次の設定は無効 KXS48のインバウンドキューサイズ設定値は本バイトモード長以下には設定できない
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送信SOM/EOM、受信SOM/EOMを設定するには |
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コマンド:
KXS35=A,B,C,D<CR><LF> A: 送信SOM(0〜127:10進数で入力)
B: 送信EOM(0〜127:10進数で入力)
C: 受信SOM(0〜127:10進数で入力)
D: 受信EOM(0〜127:10進数で入力)
出荷時設定=2,3,2,3
注1: |
送信SOM/EOM 端末からDTEに送信する際の最初と最後のコード、受信SOM/EOM DTEから端末に送信する際の最初と最後のコード |
注2: |
SOM/EOMは同じ値の設定は不可 |
注3: |
KXS32でSOM/EOMでのメッセージの区切り設定を付加している時、SOM/EOMで挟まれたデータ長が指定情報長より大きい場合、そのデータはすべて破棄される |
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バイトモードのメッセージタイプを設定するには |
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バイトモード時における端末から衛星側への送信形式を設定することが可能です。
コマンド:
KXS36=T<CR><LF> T: メッセージタイプ(0〜2)
T |
内容 |
0 |
インバウンドメッセージ |
1 |
レポート |
2 |
グローバルグラム |
出荷時設定=1(インバウンドメッセージ)
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パワーダウンモードを設定するには |
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パワーダウンモードは状態的には電源断と同じであり、端末内部時計の時間経過もしくは電源インターフェイス線制御により電源入りの状態に復帰します。
パワーダウンモードにおいては消費電力が著しく低減されます。
コマンド:
KXS37=M<CR><LF> M: パワーダウンモード(0〜1)
出荷時設定=1(ON)
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パワーダウンモードの最低間隔を設定するには |
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パワーダウンモード設定時においてパワーダウンモードを保持すべき最低間隔0〜535600分の間でを設定することが可能です。
コマンド:
KXS38=I<CR><LF> I: パワーダウンモード保持時間(分…0〜535600)
出荷時設定=0(0分)
注1:KXA、KXB設定時は参照されません
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不起動時間を設定するには |
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全下りチャンネルをサーチした後、衛星が補足できなかった場合のパワーダウン時間を0〜86400秒の間で設定することが可能です。
コマンド:
KXS39=I<CR><LF> I: 不起動時間(秒…0〜86400)
出荷時設定=0(0秒)
注1:KXA、KXB設定時は参照されません
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パワーセーブモードを設定するには |
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必要フレームのみを受信することで、受信時の消費電力を節約するモードを設定することが可能です。
コマンド:
KXS40=M<CR><LF> M: パワーセーブモード(0〜1)
出荷時設定=0(OFF)
注1: |
次の設定は無効 KXS61=1とKXS40=1
パワーセーブ機能とRS232C電力節減機能は併用付加 |
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シリアル上り方向(DTE→端末)のフロー制御方式を設定するには |
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コマンド:
KXS41=C<CR><LF> C: 制御(0〜1)
C |
内容 |
0 |
CTSによりアクティベート |
1 |
フロー制御なし |
出荷時設定=1(フロー制御なし)
注1: |
次の設定は無効 KXS44=0とKXS41=1 |
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シリアル下り方向(端末→DTE)のフロー制御方式を設定するには |
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コマンド:
KXS42=C<CR><LF> C: 制御(0〜1)
C |
内容 |
0 |
RTSアクティベートによりストップ |
1 |
フロー制御なし |
出荷時設定=1(フロー制御なし)
注1: |
次の設定は無効 KXS44=0とKXS42=1 |
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RS232Cモードを設定するには |
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端末とDTE間のシリアル通信のモードを設定することが可能です。
コマンド:
KXS43=B,P,S,D<CR><LF>
B: |
通信速度(bps …0〜5)
B |
内容 |
0 |
300 |
1 |
600 |
2 |
1200 |
3 |
2400 |
4 |
4800 |
5 |
9600 |
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P: |
パリティ(0〜1)
|
S: |
ストップビット(1〜2) |
D: |
データ長(7〜8) |
出荷時設定=4(4800bps),2(なし),1,8
注1: |
次の設定は無効 KXS31=0とKXS43のD=7 |
注2: |
端末のRS232Cモードが不明の時に、パソコンなどでAを連続で端末電源ON時に入力すると端末のRS232Cモードを強制的にデフォルト設定に戻す |
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RS232Cの通信モードを設定するには |
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端末とDTE間のシリアル通信形式を設定することが可能です。
コマンド:
KXS44=D<CR><LF> D: 通信形式(0〜2)
D |
内容 |
0 |
半二重(受信と送信は同時に不可) |
1 |
全二重(受信と送信は同時に可) |
2 |
受信のみ(端末からDTEへの送信なし) |
出荷時設定=1(全二重)
注1: |
次の設定は無効 KXS41=1とKXS44=0、KX42=1とKXS44=0 |
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上りメッセージバッファの更新/非更新を設定するには |
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コマンド:
KXS45=T<CR><LF> T: メッセージの取り扱い(0〜1)
T |
内容 |
0 |
更新せず |
上りメッセージバッファが満杯になった状態で新たな上りメッセージを端末が受信した時、新メッセージを受け付けずDTEにNACKを返す |
1 |
更新する |
上りメッセージバッファが満杯になった状態で新たな上りメッセージを端末が受信した時、古いメッセージに上書き消去し新メッセージを保存 |
出荷時設定=0(更新せず)
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下りメッセージバッファの更新/非更新を設定するには |
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コマンド:
KXS46=T<CR><LF> T: メッセージの取り扱い(0〜1)
T |
内容 |
0 |
更新せず |
下りメッセージバッファが満杯になった状態で新たな下りメッセージを端末が受信した時、新メッセージを受け付けず衛星経由でGCCにNACKを返す |
1 |
更新する |
下りメッセージバッファが満杯になった状態で新たな下りメッセージを端末が受信した時、古いメッセージに上書き消去し新メッセージを保存 |
出荷時設定=0(更新せず)
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送信失敗時のメッセージの取り扱いを設定するには |
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コマンド:
KXS47=O<CR><LF> O: メッセージの取り扱い(0〜1)
O |
内容 |
0 |
再キューイングしない |
メッセージが最低一回送信が試みられるまで保存される。送信の結果に関らずメッセージは消去される。 |
1 |
再キューイングする |
送信失敗時にもメッセージは消去されず、送信待ちに再登録される。 |
出荷時設定=1(再キューイングする)
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上り/下りキューサイズの割り当てを設定するには |
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上り/下りのキューサイズは合計で8Kbyteとなります。
コマンド:
KXS48=S<CR><LF> S: 上り/下りキューサイズ(1〜7)
S |
内容 |
1 |
1K/7K |
2 |
2K/6K |
3 |
3K/5K |
4 |
4K/4K |
5 |
5K/3K |
6 |
6K/2K |
7 |
7K/1K |
出荷時設定=4(4K/4K)
注1: |
リモート設定は不可 |
注2: |
インバウンドキューサイズはKXS34のバイトモード長設定値以下には指定できない |
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PINコードを設定するには |
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PINコードは端末不正使用防止のために設定するものです。端末に設定するPINコードについてはGCCに登録する必要があります。
コマンド:
KXS50=C<CR><LF> C: PINコード(0〜9999)
出荷時設定=0(設定しない)
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グローバルグラムモードでポーリングの設定をするには |
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衛星がグローバルグラムモードにある時、衛星にポーリングすることにより自端末宛ての下りメッセージがあるかどうかを確認することができます。本設定ではこのポーリングを自動的に行うか否かを設定します。
コマンド:
KXS51=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
出荷時設定=0(OFF)
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GPS測地系を設定するには |
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端末内蔵のGPSユニットの測地系を設定することが可能です。
コマンド:
KXS52=D<CR><LF> D: 測地系番号(0〜100)
出荷時設定=1(東京測地系)
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RTSの仕様を設定するには |
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オーブコム端末のRTS仕様は標準仕様と異なりますが、本設定でいずれの仕様にも対応することが可能です。
コマンド:
KXS53=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
出荷時設定=1(一般仕様)
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どのアナログポートの情報を送信するかを設定するには |
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コマンド:
KXS55=P,P<CR><LF> P: アナログポート番号(1〜2)
出荷時設定=1,2
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検知すべき移動距離を設定するには |
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本コマンドはKX-G7101にのみ適用されます。
コマンド:
KXS56=L,U<CR><LF> L: 距離(0.1〜5000)
U: 単位(0〜2)
出荷時設定=1,0(1km)
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検知すべき範囲を設定するには |
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本コマンドはKX-G7101にのみ適用されます。
コマンド:
KXS57=LAT,LON,R,U
LAT: |
中心位置緯度(-90.000〜+90.000) |
LON: |
中心位置経度(-180.000〜+180.000) |
R: |
半径(0.1〜5000) |
U: |
単位(0〜2)
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出荷時設定=0.0,0.0,1,0(緯度0.0、経度0.0の地点から半径1km以内の範囲)
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検知すべき速度を設定するには |
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本コマンドはKX-G7101にのみ適用されます。
コマンド:
KXS58=S,U<CR><LF> S: 速度(1〜255)
U: 単位(0〜2)
出荷時設定=10,0(10km)
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送信履歴をシリアルポートに出力するように設定するには |
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端末は送信履歴を記録していますが、その記録は履歴バッファが満杯になると新たな記録を行うために最も古い記録から順に削除されます。しかし本設定によりバッファが満杯になった際にその記録をシリアルポートを使って自動送信するようにできるので、すべての送信履歴を管理したい時などに有効です。
コマンド:
KXS59=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S |
内容 |
0 |
送信しない |
1 |
履歴バッファ満杯時に送信する |
出荷時設定=0(送信しない)
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KXA、KXBコマンドの送信データ形式を設定するには |
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コマンド:
KXS60=F<CR><LF> F: 送信データ形式(0〜2)
F |
内容 |
0 |
テキスト |
1 |
バイナリー(10バイトモード) |
2 |
バイナリー(短縮モード…データコード、GPSカウンターなし) |
出荷時設定=0(テキスト)
注1: |
KXS25との関連に注意 |
注2: |
次の設定は無効 KXS74=1とKXS60=2
一括送信と短縮モードの併用不可 |
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