ORBCOMM JAPAN トピックス工事・障害案内衛星について *
*初めてご契約される方すでにご契約されている方ご契約について
* *top*サービス概要*端末・アンテナ*アプリケーション事例*端末技術情報*

ご利用にあたって
KX-G710xシリーズ用設定コマンド
KX-G7201用設定コマンド

 
TOPFAQ > KX-G710xシリーズ用設定コマンド
 
 
RS232Cドライバの電力節減モードを設定するには

RS232C非通信時にRS232Cドライバを通信待機モードに設定することが可能です。外部からのデータが来た時には自動的に一時通常モードに復帰します。

コマンド:
KXS61=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 電力節減モードOFF
1 電力節減モードON


出荷時設定=0(電力節減モードOFF)
注1: 次の設定は無効 KXS61=1とKXS40=1
パワーセーブ機能とRS232C電力節減機能は併用不可
質問一覧へ戻る
端末の動作時間を設定するには

一日のうちの端末の動作すべき時間を設定することが可能です。本設定は他のすべての時間設定に優先します。

コマンド:
KXS63=S,LH,LM,HH1,MM1,HH2,MM2<CR><LF>
S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 設定なし
1 設定あり
LH: UTCとの時差(時 …日本は+9)
LM: UTCとの時差(分 …日本は0)
HH1: 開始時間(時 …0〜23)
MM1: 開始時間(分 …0〜59)
HH2: 終了時間(時 …0〜23)
MM2: 終了時間(分 …0〜59)


出荷時設定=0,0,0,0,0,0,0(設定なし)
質問一覧へ戻る
クイックパワーダウンを設定するには

時刻設定送信などにおいて基本的に送信後15分間はパワーダウンモードに移行しませんが、本設定によりこの時間を短縮します。KXBコマンドの時のみ有効です。

コマンド:
KXS64=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 クイックパワーダウンOFF(送信15分後にパワーダウン)
1 クイックパワーダウンON(送信後すぐにパワーダウン)


出荷時設定=0(クイックパワーダウンOFF)
質問一覧へ戻る
測位レポートの送信設定をするには

連続測位モード時にユーザーホストに測位レポートを送るかどうかを設定することが可能です。端末側ローカル(DTEなど)のみで測位情報をとりたい時に使用します。

コマンド:
KXS65=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 OFF(測位レポート非送信)
1 ON(測位レポート送信)


出荷時設定=0(測位レポート非送信)
質問一覧へ戻る
ドップラー測位動作の禁止を設定するには

ドップラー測位動作を禁止しユーザーアプリで拡張RAMエリアを使うためにしようします。

コマンド:
KXS66=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 OFF(ドップラー測位可)
1 ON(ドップラー測位禁止=RAM開放)


出荷時設定=0(ドップラー測位可)
注1: リモート設定は不可
注2: 次の設定は無効 ユーザーアプリを組み込んでいない時のKXS66=1
質問一覧へ戻る
ユーザーアプリのイニシャルランを設定するには

ユーザーアプリソフトをパワーオン(リセット)時から実行させるかどうかを設定することが可能です。

コマンド:
KXS67=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 OFF(イニシャル時には実行しない)
1 ON(イニシャル時から実行する)


出荷時設定=0(イニシャル時には実行しない)
質問一覧へ戻る
RS232C受信データの処理方法を設定するには

RS232C受信データをどのジョブで処理するかを設定することが可能です。

コマンド:
KXS68=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜2)
S 内容
0 メインジョブにRS232C受信データを渡す
1 ユーザーアプリにRS232C受信データを渡す
2 デファレンシャルGPSジョブにRS232C受信データを渡す


出荷時設定=0(メインジョブにRS232C受信データを渡す)
注1: 次の設定は無効 ユーザーアプリを組み込んでいない時のKXS68=1
RS232Cボーレートが9600bpsでない時のKXS68=2
質問一覧へ戻る
アウトバウンドキューデータの処理方法を設定するには

RS232C受信データをメインジョブ処理に設定している時(KXS68=0)の衛星受信メッセージの獲得権をいずれのジョブに与えるかを設定することが可能です。RS232C受信データをユーザーアプリ処理に設定しているとき(KXS68=1)は内部的に衛星受信メッセージの獲得権をユーザーアプリに与えます。

コマンド:
KXS69=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜2)
S 内容
0 シリアルジョブに衛星受信データを渡す
1 ユーザアプリに衛星受信データを渡す
2 上記双方に衛星受信データを渡す


出荷時設定=0(シリアルジョブに衛星受信データを渡す)
注1: KXS69=0、KXS68=1にするとメインシステム側のアウトバウンドキュー処理ができないため、場合によってはアウトバウンドキューがオーバーフローする恐れがあるためこの設定は避けること。
注2: KXS69=2の場合、メインシステム、ユーザーアプリ双方のアウトバウンドキュー処理が終わらないとキューは消去できない。
注3: KXS69=2、KXS68=1にするとメインシステム側のアウトバウンドキュー処理ができないため、場合によってはアウトバウンドキューがオーバーフローする恐れがあるためこの設定は避けること。
質問一覧へ戻る
ユーザーアプリのデバックモードを設定するには

コマンド:
KXS70=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜9)
S 内容
0 無効
1 -9 有効(ユーザーアプリデバックモード)


出荷時設定=0(無効)
注1: 次の設定は無効 ユーザーアプリを組み込んでいない時のKXS70=1
質問一覧へ戻る
セットアップIDを設定するには

動作パラメータリモート設定時に不正設定防止のためのセットアップIDを設定することが可能です。

コマンド:
KXS71=CCCC<CR><LF> C: 四文字の英数字(0〜9、A〜Z)

出荷時設定=0000
質問一覧へ戻る
リモート設定時のレスポンスの設定をするには

動作パラメータリモート設定時に送信元にレスポンスを返すかどうかを設定することが可能です。

コマンド:
KXS72=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 レスポンスを返さない
1 レスポンスを返す


出荷時設定=0(レスポンスを返さない)
質問一覧へ戻る
バイナリーデータの送信方法を設定するには

自動送信(KXA)およびトラッカー機能(KXB)の無条件送信で二つ以上の情報をバイナリー形式で送信する時の形式を設定することが可能です。
コマンド:
KXS74=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 送信データ毎に送信
1 一括で送信


出荷時設定=0(送信データ毎に送信)
注1: 次の設定は無効 KXS74=1とKXS60=2
一括送信と短縮モードの併用不可
質問一覧へ戻る
グローバルグラムへの自動変換を設定するには

バイトモード、自動送信(KXA)およびトラッカー機能(KXB)による送信でグローバルグラムでも送信するかどうかを設定することが可能です。

コマンド:
KXS75=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 自動変換(メッセージあるいはグローバルグラムのいずれでも送信)
1 変換禁止(メッセージのみで送信)


出荷時設定=1(メッセージのみで送信)
ただし、Ver.Fの端末は出荷時設定=0
注1: エンハンストグローバルグラムには変換しない
質問一覧へ戻る
飛来予測対象パスの最低仰角を設定するには

指定仰角以下の衛星を飛来予測対象から外すように設定することが可能です。

コマンド:
KXS76=E<CR><LF> E: 仰角(° …0〜45)

出荷時設定=5(最低仰角5°)
質問一覧へ戻る
バイトモード時にDTEに出力する際の付加情報を設定するには

DTEに出力する際にタイトルや送り元アドレスなどを付加するかを指定することが可能です。

コマンド:
KXS77=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 全情報を出力(メッセージ本体、題名、アドレスなど)
1 メッセージ本体のみ出力


出荷時設定=0(全情報を出力)
質問一覧へ戻る
バイトモード時にインバウンドキューのオーバーフロー報知を設定するには

バイトモード時にインバウンドキューが満杯になった際、DTEにその旨を報知するか指定することが可能です。

コマンド:
KXS78=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 報知しない
1 報知する


出荷時設定=0(報知しない)
質問一覧へ戻る
動態管理モード(KXB)における検知時間を設定するには

コマンド:
KXS79=T<CR><LF> T: 検知時間(分 …5〜20)

出荷時設定=10(10分)
質問一覧へ戻る
エンハンストグローバルグラムの設定をするには

コマンド:
KXS80=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜1)
S 内容
0 ノーマルグローバルグラム
1 エンハンストグローバルグラム


出荷時設定=0(ノーマルグローバルグラム)
注1: エンハンストグローバルグラムを使用する場合はGCCにその旨の登録が必要。ホスト側もメッセージ内に含まれているサブジェクトなどを取り出す処理が必要となる。
注2: ノーマルグローバルグラムとエンハンストグローバルグラムの違い
データ ノーマル エンハンスト
メッセージボディータイプ 指定不可(固定メッセージ) 指定可
サブジェクト 指定不可 指定可
短縮アドレス 一つ指定 80バイト以内で指定可
送信先アドレス 指定不可
優先度 指定不可 指定可
メッセージデータ 最大229バイト サブジェクト・短縮アドレス・送信先アドレス・メッセージ合わせて最大225バイト
質問一覧へ戻る
アウトバウンドメッセージ重複受信防止のガードタイムを設定するには

重複受信防止のため付与される下りメッセージの識別番号の有効時間を設定することが可能です。

コマンド:
KXS81=T<CR><LF>
T: 有効時間(秒 … 0〜3932100  [ver.4.1]
0〜65535  [ver.F] 


出荷時設定=3600(秒)
質問一覧へ戻る
アウトバウンドグローバルグラム重複受信防止のガードタイムを設定するには

重複受信防止のため付与される下りグローバルグラム識別番号の有効時間を設定することが可能です。

コマンド:
KXS82=T<CR><LF>
T: 有効時間(秒 … 0〜15300  [ver.4.1]
0〜900  [ver.F] 


出荷時設定=300(秒)
質問一覧へ戻る
デジタル出力ポートのデフォルト値を設定するには

コマンド:
KXS83=L<CR><LF> L:デフォルト値
L 内容
0 出力ポートLOW
1 出力ポートHI


出荷時設定=1(出力ポートHI)
質問一覧へ戻る
ローミングモードを設定するには

ローミング(複数GCC対応)の可否を設定することが可能です。
ローミングモードONの時、本設定に従い衛星が接続しているGCC宛てメッセージやレポートを送信します。DTEからのプロトコルモードパケット内のGCC IDは端末にて自動的に接続GCC IDに書き換えられます。

コマンド:
KXS84=M<CR><LF> M: ローミングモード(0〜2)
M 内容
0 ローミングOFF、KXS01設定のGCCのみ通信可
1 ローミングON、KXS01およびKXS85設定のGCCとのみ通信可
2 ローミングON、全GCCとの通信可


出荷時設定=0(ローミングOFF)
質問一覧へ戻る
ローミング対象GCCを設定するには

KXS84=1の場合の対象となるGCCを設定することが可能です。

コマンド:
KXS85=B,I<CR><LF>
B: ブロック(0〜11)
I: GCC ID(0〜255)


出荷時設定=0,0(設定なし)
質問一覧へ戻る
KXA/KXBの動作曜日を設定するには

コマンド:
KXS86=D0,D1,D2,D3,D4,D5,D6<CR><LF> D0-D6(日曜〜土曜): 稼動状況(0〜1)
D 内容
0 非稼動
1 稼動
例:月曜から金曜まで稼動し、土日は非稼動とする場合
    →KXS86=0,1,1,1,1,1,0

出荷時設定=1,1,1,1,1,1,1(毎日稼動)
質問一覧へ戻る
GPS測位の精度を設定するには

GPS測位時のPDOP値(測位精度低下率)を設定することが可能です。
精度を高く指定するとGPS衛星選択条件が厳しくなるので、結果を出すのに時間がかかることがあります。

コマンド:
KXS87=D<CR><LF> D: PDOP値(1〜10) PDOP値が小さいほど精度は向上します

出荷時設定=10
注1:本コマンドはver.4.1から対応。ver.Fは非対応です。
質問一覧へ戻る
自動リセットを設定するには

定時および衛星受信異常時のリセットの可否を設定することが可能です。
リセットにはソフトおよびハードリセットがあります。

コマンド:
KXS88=D<CR><LF> D: リセット方法(0〜3)
D 内容
0 ソフトウェア、ハードウェアリセットのいずれも行わない
1 ソフトウェアリセットのみ実施
2 ハードウェアリセットのみ実施
3 ソフトウェア、ハードウェアリセット双方実施
ソフトリセット: 24時間以上連続動作で午前2時27分30秒を経過した時点で実施
ハードリセット: 上記ソフトリセット条件かつ24時間以上衛星をまったく受信していない場合、短時間のスリープをかけハード資源を含めたリセットを実施。この場合ポートの値が一時的に変化することがある。


出荷時設定=2(ハードウェアリセットのみ実施)
注1:本コマンドはver.4.1から対応。ver.Fは非対応です。
質問一覧へ戻る
全パラメータの設定値をDTEに出力するには

コマンド:
KXS00<CR><LF>
質問一覧へ戻る
固定メッセージを設定するには

コマンド:
KXM01=CCCCCCCCC.........C<CR><LF> CCC...C: 固定メッセージ(英数字で最大200文字)
質問一覧へ戻る
端末内の時計を設定するには

通常は衛星を受信することにより自動的に補正(1秒〜60分の範囲)されますが、万一前記時間外のずれを補正する必要がある場合に使用します。

コマンド:
KXUTC=LH,LM,DY,DM,DD,TH,TM,TS<CR><LF>
LH: UTCとの時差(時 …日本は+9) DD: 日(UTC+時差=日本時間で設定)
LM: UTCとの時差(分 …日本は0) TH: 時(UTC+時差=日本時間で設定)
DY: 年(UTC+時差=日本時間で設定) TM: 分(UTC+時差=日本時間で設定)
DM: 月(UTC+時差=日本時間で設定) TS: 秒(UTC+時差=日本時間で設定)

注1: 時刻設定後、オーブコム衛星の軌道要素は削除される
注2: KXA/KXBの自動送信モードを使用している場合は次回起動がかからなくなる恐れがあるため、時刻設定後KXA/KXBを再設定すること。
注3: GPSの時刻設定はリセット時に行われるため、GPS付き端末は本コマンド入力後一度リセットすること。
質問一覧へ戻る
衛星信号受信時に端末LEDに表示させるには

コマンド:
KXLED=S<CR><LF> S: スイッチ(0〜2)
S 内容
0 表示しない
1 衛星信号受信中点灯
2 衛星信号サーチ中点滅、衛星信号受信中点灯
質問一覧へ戻る
ユーザーアプリを停止し、RS232Cの各モードをデフォルト化するには

ユーザーアプリの異常時や、RS232C設定値が不明でコマンドモードに入れない時などに使用します。

コマンド:
端末の電源ON時にRS232Cポートより、 <CTRL>R を入力
注1:ユーザーアプリインストール時はユーザーアプリの動作を強制停止する
注2:RS232Cの各モード設定を出荷時設定に戻す
質問一覧へ戻る
 
 
 
お問い合わせ 会社概要 サイトマップ プライバシーポリシー copyright